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【体験談】86歳母を実家から近くのマンションに呼んだ理由と後悔ポイント

6歳の日本人女性が自宅のリビングで一人 親の見守り・在宅サポート

高齢の親御さんが実家で一人暮らしをされていて、離れて住んでいるために見守りや緊急時の対応に不安を感じていませんか?
私も86歳の母が父を亡くしてから実家で一人暮らしをしており、車で片道1.5時間という距離に住んでいたため、同じような悩みを抱えていました。
月1回の訪問では十分な見守りができているのか、何かあった時にすぐに駆けつけられるのか、常に心配が絶えませんでした。
この記事では、実際に母を自宅近くのマンションに呼び寄せることを決断した経緯と、その理由について実体験をもとに詳しくお伝えします。

実家で一人暮らしをしていた母の状況

父が亡くなってから、86歳の母は実家で一人暮らしをしていました。
実家と私の自宅は車で高速を利用して1.5時間、帰りは混雑のため2時間以上かかる距離にありました。

これまでの見守り体制

月に1回実家を訪問し、母とショッピングモールで外食や買い物を楽しみながら、様子を確認していました。
また、母にスマートフォンを渡してLINEで毎日連絡を取り合うようにしていましたが、返事がないと「何かあったのではないか」と不安になることが度々ありました。

母は基本的に元気で、近くの診療所への通院は自力で行けていました。
遠出する際は駅までタクシーを利用し、普段の買い物もタクシーでスーパーに行っていました。

一人暮らしで困っていたこと

しかし、一人暮らしには様々な問題がありました。

外出先で何度か転倒してケガをすることがあり、その度に心配が募りました。
重い荷物や かさ張る荷物を持つのは無理なため、普段の買い物は全てタクシーを利用しなければならず、費用もかかっていました。

また、実家の地域では高齢者にもかかわらずゴミ出し当番があり、母にとって負担となっていました。
86歳という高齢のため、いつ何があるか分からない状況で、私自身も常に不安を抱えていました。

決断に至った理由

距離の問題と体力的な限界

月1回の実家訪問は、往復で3.5時間以上かかり、一日が完全につぶれてしまいます。
高速道路を長時間運転することも、年齢とともに体力的にきつくなってきました。

何より、緊急時にすぐに駆けつけられない距離であることが最大の不安要素でした。

実家の維持費とメンテナンス問題

実家は築40年以上の戸建てで、以前に雨漏りの修理を行ったこともあり、今後も修理費用がかかる可能性がありました。
また、持ち家の維持には固定資産税や地震保険料などの費用が継続的にかかります。

実家維持の負担
・築40年以上でメンテナンス費用が継続的に発生
・固定資産税、地震保険料などの維持費
・物が山積みで片付けや引越し準備が大変
・高齢者にはゴミ出し当番などの地域負担も

将来への不安

実家は戸建てで物が山のようにあり、片付けや引越しの準備には相当な体力が必要です。
母が元気なうちに対処しなければ、後々もっと大変になることは明らかでした。

近居を決めた理由とメリット

これらの問題を解決するため、私の自宅近くに賃貸マンションを借りて母を呼び寄せることを決断しました。

近居のメリット
・買い物や病院への送迎が可能になる
・緊急時にすぐに駆けつけられる
・介護が必要になった時の対処がしやすい
・母が何かして欲しい時にすぐに対応できる
・実家の維持費やメンテナンス費用が不要になる

日常サポートの充実

近くに住むことで、買い物や通院の送迎が可能になります。
重い荷物を持つ必要もなくなり、母の身体的負担も大幅に軽減されます。

緊急時対応の安心感

何かあった時にすぐに駆けつけられる距離にいることで、私自身の不安も大きく解消されました。
毎日のLINEでの連絡も、返事がない時にすぐに様子を見に行けるという安心感があります。

将来の介護準備

今後、母に介護が必要になった場合でも、近くにいることで適切な対処ができます。
地域の介護サービスについても、私が直接確認や手続きを行うことができます。

決断後に気づいた後悔と反省点

近居という選択は正解だったと思いますが、もっと早く調べておけば良かったと後悔していることもあります。

もっと早く検討すべきだったこと
・高齢者向けの見守りサービスの活用
・ネットスーパーの利用
・公共の高齢者支援サービスの調査
・地域の介護予防サービスの確認

実家での一人暮らしを続ける場合でも、様々なサービスを活用することで、もう少し安心して生活できたかもしれません。
特にネットスーパーを利用すれば、タクシー代もかからず、重い荷物を持つ必要もなかったでしょう。

同じ状況の方へのアドバイス

決断を検討中の方へのアドバイス
・親が元気なうちに動くことが重要
・実家の片付けは想像以上に大変なので早めの準備を
・距離や時間的制約がある場合は代行サービスの活用も検討
・地域の高齢者支援サービスを事前に調査
・複数の選択肢を比較検討してから決断する

決断のタイミング

母が元気なうちに動いて正解でした。
体力や判断力が衰えてからでは、引越しや環境の変化への適応がより困難になります。

準備で重要なこと

実家の片付けは想像以上に大変な作業です。
長年住んでいた家には思い出の品も多く、何を残して何を処分するかの判断にも時間がかかります。
早めに少しずつ進めることをお勧めします。

距離や時間的制約がある場合

私の場合は車で1.5~2時間の距離で、時間的な余裕もあったため月1回の訪問ができましたが、実家がもっと遠い場合や時間的余裕がない方は、お金はかかりますが代行サービスの利用も検討すべきでしょう。

注意すべきポイント
・親の意向を十分に聞いて決断する
・経済的な負担を事前に計算する
・地域の医療機関や介護サービスを事前に調査
・近居後の生活リズムの変化に配慮する

まとめ

実家で一人暮らしをしていた母を自宅近くのマンションに呼び寄せた決断は、結果的に正解でした。
日常的なサポートができるようになり、緊急時の不安も解消され、将来の介護に向けた準備も整いました。

ただし、この選択が全ての方に適しているわけではありません。
親御さんの意向、経済的な負担、地域のサービス状況などを総合的に考慮して決断することが大切です。

もし同じような状況でお悩みの方がいらっしゃれば、まずは利用できるサービスを調査し、複数の選択肢を比較検討することをお勧めします。
そして何より、親御さんが元気なうちに、将来のことについて話し合いを始めることが重要だと実感しています。

高齢の親を持つ子世代として、親の安全と自分の安心を両立できる最適な選択を見つけていただければと思います。