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【体験談】一人暮らしの86歳母の呼び寄せで実家の片付けを2ヶ月で完了した全記録

実家の片付け 家財・遺品整理

実家の荷物が多すぎて片付けが進まない、高齢の親を呼び寄せたいけれど引越し準備が大変、そんなお悩みをお持ちではありませんか?
私も同じ状況で、物であふれた実家の片付けに頭を抱えていました。
母親一人では到底片付けられない量の荷物、そして迫る引越しの期限。
この記事では、実際に戸建て4LDKの実家を片付けて母親を呼び寄せた私の体験をもとに、効率的な片付け方法や費用、そして同じ状況の方へのアドバイスをお伝えします。

実家片付けを決意した背景と状況

諸事情により、実家で一人ぐらしの高齢母(86歳)を私の自宅の近くのマンションに呼ぶことにしました。⇒【体験談】86歳母を実家から近くのマンションに呼んだ理由と後悔ポイント

理由の一つが、この実家の片付け問題でした。

私の実家は戸建て4LDKで、元々は私と両親、姉の4人家族で住んでいました。
しかし父が他界し、私と姉は既に独立していたため、母親が一人で住んでいる状態でした。

問題は、家族構成が変わっても荷物はそのままだったことです。
一部屋は足の踏み場がないほど物で溢れかえっていました。

母親は物を処分することがなく、さらに買い物好きという性格もあって、家中に物があふれている状況でした。
母親が元気なうちに一緒に片付けをして、将来的な負担を軽減したかったのも、母を渡しの自宅に呼ぶ理由の一つでした。

引越し先の制約条件

引越し先として用意したのは3LDKの賃貸マンションでしたが、私がその1室を使うため、母親が実際に使えるのは2LDK分のスペースでした。

戸建て4LDKから2LDK分への引越しということは、相当な量の荷物を処分する必要があることを意味していました。

片付け作業の実行プロセス

作業期間と頻度

2017年正月に母親に引越しの確認を取り、片付けと引越しの準備を開始しました。
1月と2月は月1回程度の訪問で少しずつ片付けを進めていましたが、全く進捗がありませんでした。

4月から2~3日の泊まり込みを繰り返し、何とか引越しに間に合いました。
その間、以下の業者との打ち合わせもありました。
これに、実家の片付けと引越し準備、不用品の処分があり、我ながらよく頑張ったと思います。

3/10 実家売却に関し、不動産業者と打ち合わせ[実家]
3/31 賃貸マンションの契約[自宅の近く]
4/5 引越し業者3社と打ち合わせ[実家]
4/19 着物買取(バイセル)[実家]
4/25 食器などの梱包(業者に依頼)[実家]
4/26 引越し
*これ以外にお仏壇の引越し業者及びお坊さん(魂抜き及び魂入れ)の手配等

私の状況として、会社員を辞めてネット関連の自営業を始めていたため、時間の融通が利いたことが大きな要因でした。
また、実家までの距離が60kmと片道1.5~2時間と日帰りも可能な範囲だったことも幸いしました。
どうでなければ、頻繁に実家を訪れることは無理でした。

最大の難題:物を置くスペースがない

実際に作業を始めて直面したのが、持参する荷物を置くスペースすらないという問題でした。

当初の計画では、持って行くものと処分するものを分けて整理する予定でしたが、物が多すぎて作業スペースを確保することができませんでした。

後悔ポイント
もっと早い段階から定期的に不用品の処分を進めておけば良かったと後悔しています。
月1回の訪問時に、少しずつでも明らかな不用品を処分していれば、最終的な作業がもっと楽になったはずです。

効果的だった処分方法と費用

段階的な処分戦略

スペース確保のため、まずは明らかな不用品から処分することにしました。
以下の順序で進めました:

1. 一般ごみとして処分できるもの
2. 特殊な処分が必要なもの(人形・ぬいぐるみ、着物など)
3. リサイクル可能なもの
4. 大型家具・家電

具体的な処分方法と費用

一般ごみの処分
指定袋に詰め込んで、私のワゴン車でごみ処理場に直接持参しました。
10回程度通い、処分費用は重量制だったため総額約1万円でした。

特殊な物の処分
・ぬいぐるみ・人形:神社で供養してもらい、費用は1万円
・着物:バイセル(買取業者)に依頼。男性スタッフによる出張買取で買取価格は4500円でした。
思ったほど、お金になりませんでした。

バイセル着物買取

リサイクル・買取
リサイクルショップに持ち込みましたが、案の定ほとんど値段はつきませんでした。

大型家具・家電
最終的に解体業者に有料(約40万円)で処分を依頼しました。
*解体業者は家の売却をお願いした不動産屋(住友不動産)の営業マンが依頼と見積もりを出してくれました。

これらの直接費用に加えて、実家までの高速料金、ガソリン代、食費なども考慮する必要があります。

引越し荷物の選別作業

ある程度家の中が片付いてから、持参する荷物の選別を行いました。

持参した家具等

・中サイズの和ダンス
・ダイニングテーブル、椅子

処分した家具

・大型和ダンス
・ベッド
・本棚
・食器棚
・冷蔵庫

梱包方法の工夫

引越し業者からもらった段ボールに荷物を詰めるほか、衣装ケースや整理用のプラスチックケースは転居先でも使えるため、中身を入れたまま運搬しました。

この方法により、梱包の手間を省くとともに、転居先での整理も効率化できました。

この方法のメリット
・梱包・開梱の手間が大幅に削減
・転居先でも同じ収納用品を継続使用可能
・荷物の紛失リスクが低減
・引越し後すぐに整理された状態で生活開始可能

作業中に直面した課題と解決策

物理的な課題

最も大変だったのは、やはり物の多さでした。
一つ一つ確認しながら要不要を判断する作業は、想像以上に時間がかかりました。

断捨離

転居先に持って行くものは生活必需品。
それと母の想いでの品。
母にいるいらないを確認しながら行っていきました。
但し、転居先のスペースには限りがある為、よほどでないものは処分する形になります。

解決のコツ
・まず明らかな不用品から処分してスペースを確保
・段階的に作業を進める
・親の気持ちを尊重しながら、実用性を基準に判断
・写真に残すなど、思い出を別の形で保存する提案

成功の条件と他の方へのアドバイス

私が実家の片付けを自分で行えたのは、以下の条件が揃っていたからです:

成功の3つの条件

1. 距離的条件:実家まで60kmと日帰り可能な距離
2. 時間的条件:自営業で時間の融通が利く
3. 健康的条件:86歳の母親が元気で作業に協力できる

家の片付け、引越し準備を業者依頼を検討すべきケース
・実家が遠距離にある
・会社員で長期間の休暇が取れない
・親が介護を必要とする状態
・一人で作業する体力・時間がない

早めに始めるべき理由

実家の片付けは想像以上に時間がかかります。
また、体力的にも精神的にも負担が大きい作業です。

親が元気なうちに、少しずつでも始めることを強くおすすめします。

具体的な進め方のコツ

効率的な片付けの手順
1. まず不用品処分でスペース確保
2. 持参品と処分品の分別作業
3. 段階的に処分を進める
4. 最後に大型家具・家電の処分
5. 引越し業者との最終調整

費用対効果の検証

自分で片付けを行った場合と業者に依頼した場合を比較してみます。

項目 自分で実施 業者依頼(推定)
直接費用 約3万円 15-30万円
交通費・滞在費 約2万円 0円
時間コスト 約2週間~ 数日
精神的負担

金銭的には大幅な節約になりましたが、時間と労力は相当なものでした。

まとめ:実家片付けを成功させるために

実家の片付けは、想像以上に大変な作業です。
しかし、適切な準備と段階的なアプローチにより、必ず完了させることができます。

最も重要なのは、親が元気なうちに早めに始めることです。

そして、自分の状況(距離、時間、体力)を客観的に判断し、必要に応じて業者の力を借りることも大切です。

私の体験が、同じような状況でお悩みの方の参考になれば幸いです。
実家の片付けは確かに大変ですが、親との大切な時間を共有する機会でもあります。
無理をせず、計画的に進めていってください。