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【体験談】お仏壇の引越しとお坊さんの手配で失敗した反省点と魂抜き・魂入れの流れ

お仏壇の前に座り、お経をあげているお坊さん 葬儀・供養

高齢の母親の引越しが決まったとき、一番頭を悩ませたのがお仏壇の引越しでした。
実家から60km離れたマンションへの引越しで、お仏壇の取り扱いや魂抜き・魂入れのお坊さんの手配など、初めてのことばかりで何から始めればいいのか分からない状態でした。
同じような状況でお困りの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2017年4月に実際に経験したお仏壇の引越しについて、業者の手配からお坊さんの依頼、費用、失敗談まで、実体験をもとに詳しく解説します。

お仏壇引越しで直面した3つの大きな課題

母親の引越しが決まったとき、一般的な荷物の引越しは業者も決まり順調に進んでいました。⇒【体験談】86歳母の引越しで失敗した引越し業者の決め方と改善策
しかし、お仏壇の引越しとなると話は別でした。

調べてみると、お仏壇は取り扱いに細心の注意が必要で、普通の引越し荷物と一緒に運ぶのではなく、仏壇専門の引越し業者を使うのが一般的だということが分かりました。

さらに、お仏壇の引越しには以下のような手順が必要でした。

1. 引越し前に魂抜き(閉眼供養)を行う
2. 仏壇専門業者でお仏壇を引越し
3. 一般荷物の引越し前にお仏壇を新居に搬入
4. 新居で魂入れ(開眼供養)を行う

この流れを理解したとき、私が解決しなければならない3つの大きな課題が見えてきました。

①お仏壇専門の引越し業者の手配

普通の引越し業者ではなく、お仏壇の取り扱いに慣れた専門業者を見つける必要がありました。

②魂抜きのお坊さんの手配

実家には近くに菩提寺がなく、日蓮宗のお坊さんを探さなければなりませんでした。

③転居先での魂入れのお坊さんの手配

60km離れた転居先で、同じ宗派のお坊さんを新たに見つける必要がありました。

仏壇屋への相談で解決の糸口を見つけた

2017年当時、今ほどネット検索を活用するという発想が私にはありませんでした。
どうしようかと悩んでいたとき、昼食を外で食べに行った際に偶然見かけた仏壇屋に相談してみることを思いつきました。

仏壇屋での相談内容

仏壇屋で対応してくれた方に、以下の2点について相談しました。

– お仏壇専門の引越し業者の紹介
– 日蓮宗のお坊さんの紹介

今まで全く付き合いのない私たちでしたが、店員の方がとても親切で、両方の連絡先を教えてくれました。
宗派の確認もしっかりとしてくれて、安心してお任せできました。

仏壇屋に相談するメリット
・信頼できる業者とのネットワークがある
・宗派に合ったお坊さんを紹介してもらえる
・仏壇の取り扱いについて専門的なアドバイスがもらえる
・地域の事情に詳しい

実際の引越しスケジュールと手順

仏壇屋での相談により、業者とお坊さんの手配ができたので、実際のスケジュールを組みました。

魂抜き(閉眼供養)の実施

実施日:一般荷物の引越しの5日前
お坊さん:仏壇屋からの紹介
準備したお供え物:花、線香、果物

魂抜きを担当してくれたのは30代くらいの男性のお坊さんでした。
頭は剃っておらず、後頭部に大きな絆創膏を貼っていたのを覚えています。

ただし、このお坊さんの対応には少し問題がありました。
機嫌が悪かったのか、母親が何か質問をした際に声を荒げる場面があり、あまり良い印象は残りませんでした。

お仏壇の引越し

実施日:一般荷物の引越しの3日前(魂抜きと同日)
業者:仏壇屋からの紹介(業者名は覚えていません)

9年前のことで詳細は覚えていませんが、特に問題なく運んでもらえました。
新居には一般荷物より先に搬入してもらいました。

魂入れ(開眼供養)の実施

転居先での魂入れについては、ネットで近くの日蓮宗のお寺を検索して見つけました。

実施日:引越し後3日目
お坊さん探しの方法:ネット検索
準備したお供え物:最低限のもの(詳細は覚えていません)

電話で問い合わせをしたところ、とても親切な対応をしてくれました。
お布施について尋ねると「お気持ちで結構です」と言ってくれて、安心しました。

費用の詳細と内訳

お仏壇の引越しにかかった費用について、覚えている範囲でまとめました。

項目 金額 備考
お仏壇引越し費用 不明 資料紛失のため
魂抜きお布施 3万円 お車代込み
魂入れお布施 1万円 近所のためお車代なし
お供え物代 約2千円 花、線香、果物など
合計 約5万円 引越し費用除く

失敗談と後悔したポイント

実際に経験してみて、いくつか失敗や後悔したポイントがありました。

魂抜きのお布施で後悔
お布施の相場が1万円~3万円と聞いて、母親が3万円を包みました。
しかし、お坊さんの対応を見ると、1万円で十分だったと後悔しています。
事前にもう少し詳しく相場を調べておけば良かったです。
お供え物の準備で困惑
何を準備すべきか事前に調べておらず、当日になって慌てました。
一般的には、花、線香、果物、お餅、赤飯などを準備するようですが、詳しいリストを事前に確認しておくべきでした。
情報収集の方法
2017年当時はネット検索をあまり活用していませんでした。
最初からネットで業者や相場を調べていれば、もっと効率的に準備できたと思います。

同じ状況の方へのアドバイス

私の経験を踏まえて、お仏壇の引越しを検討している方へのアドバイスをまとめました。

業者選びのコツ
・複数の業者から見積もりを取る
・ネットで料金と口コミ評判を必ず調べる
・作業内容と保険について事前に確認する
お布施の相場について
・魂抜き・魂入れともに1万円~3万円程度
・地域や寺院によって差がある
・「お気持ちで」と言われた場合は1万円程度が無難
・お車代は距離に応じて5千円程度
・事前に電話で相談するのがおすすめ
スケジュールの組み方
1. 魂抜き(引越しの1週間前~前日)
2. お仏壇の引越し
3. 一般荷物の引越し
4. 魂入れ(引越し当日または数日以内)
この順番を守ることが重要です。
準備しておくべきもの
・花(菊や蓮など)
・線香
・果物(りんご、オレンジなど)
・お餅や赤飯(地域により異なる)
・お布施用の白い封筒
事前にお寺や業者に確認しておくと安心です。

現在なら活用したいネット検索

2017年当時と比べて、現在はネットでの情報収集がより重要になっています。
もし今同じ状況になったら、以下のような方法で情報収集します。

業者探し

– 「お仏壇 引越し 業者 ○○市」で検索
– 複数業者の料金比較サイトを活用
– 口コミサイトで評判をチェック

お坊さん探し

– 「○○宗 寺院 ○○市」で検索
– お坊さん派遣サービスの活用
– 地域の寺院一覧サイトを確認

相場調べ

– お布施の相場を地域別で検索
– 体験談ブログを複数チェック
– Q&Aサイトで実際の金額を確認

まとめ

お仏壇の引越しは、一般的な引越しとは異なる特別な配慮が必要です。
私の経験では、仏壇屋への相談が解決の糸口となりましたが、現在ならネット検索も併用してより多くの情報を集めることをおすすめします。

特に重要なのは、魂抜き→仏壇引越し→一般引越し→魂入れという正しい順序を守ることと、事前の情報収集です。
お布施の相場やお供え物の準備について、事前にしっかりと調べておけば、当日慌てることもありません。

費用は引越し費用を除いて5万円程度かかりましたが、大切なお仏壇を無事に新居に移すことができました。
同じような状況の方の参考になれば幸いです。

なお、2024年11月に母親が老人ホームに入ることになり、マンションから私の自宅にお仏壇を再度移動させる経験もしました。
その際の体験談についても、別の記事で詳しくご紹介する予定です。